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ホーム > Q&A > 請求できる損害の内容や基準について > 事故の加害者が未成年の場合、加害者の親に対しても損害賠償を請求することはできますか?

交通事故Q&A

請求できる損害の内容や基準について

Q

事故の加害者が未成年の場合、加害者の親に対しても損害賠償を請求することはできますか?

自動車損害賠償保障法(自賠法)は、運転者だけでなく運行供用者にも賠償責任を認めています。したがって、加害者が未成年の場合であっても親が運行供用者にあたる場合には、親に対して損害賠償を請求することができます。

そこで、どのような場合に運行供用者といえるかですが、加害車両が親の所有名義である場合や親も通常加害車両を使用しているような場合は勿論、加害車両が子ども名義で、かつ子どもが使用している場合であっても、親が自動車の購入費を支出した場合や、ガソリン代を支出したり、保険料や車検費用などの維持管理費を支出する等加害車両の運行を事実上支配・管理することができる立場にある場合には運行供用者にあたるとされています。

また、民法上、加害者に責任能力がない場合に、親が監督義務を怠った場合には親に監督義務違反としての責任が認められます(民法714条)が、責任能力がない場合とは、未成年の中でも小学校高学年以下の場合であることから、通常その年齢を上回ると思われる自動車を運転した少年の親に対して、民法714条の監督義務者としての責任を追及するのは難しいかもしれません。ただし、親が未成年者の無免許運転を知りながら注意もせずに放置していたような場合には、民法709条により親に対する損害賠償責任が認められる可能性もあろうかと思われます。


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