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高次脳機能障害被害者の方へ

高次脳機能障害の特徴

 交通事故によって脳挫傷など頭部に大きなダメージを受けた被害者の中には、一命を取り留め、言葉が話せたり体を動かせるなど、一見すると回復したように見えても交通事故の前を比べて、記憶力や集中力が低下したり、感情のコントロールができなくなるなどの症状があらわれ、仕事や日常生活に大きな支障をきたし、事故前と同じ生活に戻れないといった悩みを抱える方もいらっしゃいます。

 これは、脳に外傷を受けたことで、脳の重要な機能(高次機能)をつかさどる組織が損傷を受け、脳の高次機能に障害が生じたことが原因である場合があり、これを高次脳機能障害といいます。

 高次脳機能障害には次のような特徴があります。

高次脳機能障害の特徴

・ 新しいことを覚えられない。

・ 以前覚えていたことを思い出せない。

・ 場所や時間などが認識できない。

・ 段取りをつけて行動することができない。

・ 疲れやすくなり、すぐに居眠りをするようになった。

・ 気が散りやすく、飽きっぽくなった。

・ 会話がうまくかみ合わない。(話が回りくどくなった。)

・ 感情のコントロールができない。(怒りっぽくなった。)

・ 人格が変わったと言われることがある。

☆思い当たる症状があったら、すぐに「福岡交通事故相談ダイヤル」へお電話ください。

医療機関選びの大切さ(専門の病院を受診する)

 高次脳機能障害について十分に理解のない医療機関にかかってしまうと、脳神経損傷の神経学的検査をまったく実施しないなど、なかなか適切な診断を受けることができません。また、CTMRIの画像だけを見て、単に「異常なし」の診断がなされ、本来は必要な治療やリハビリが受けられないまま放置されてしまうケースも見受けられます。

 高次脳機能障害を負われた被害者は、外見上は異常が見受けられず、脳に障害を負っていることが容易には分かりづらいこともあることから、就労や就学の場など社会的に理解されないばかりか、医療の場においても、高次脳機能障害について十分に理解のない医療機関にかかってしまうと、適切な診断を受けることができません。

 そして、診断書にも適切な診断内容が記載されず、被害者の深刻な状態が明記されることなく、結果的に自賠責保険の後遺障害等級認定やその手続きにおいて、高次脳機能障害であるのにそれを否定して非該当や頚椎捻挫その他で12級~14級程度の後遺障害等級を認定するにとどまり、更に、その後の裁判においても自賠責保険の等級認定が追認される傾向にあります。

 高次脳機能障害は、脳の損傷部位によって障害の表れ方が複雑であるため、脳神経外科、整形外科のみならず、神経心理学、リハビリテーションにも精通した専門の医療機関で診断を受ける必要があります。

 適切な診断を受けられずに作成された診断書にもとづいて、自賠責保険の後遺障害等級が低く認定され、満足な損害賠償を受けられずに被害者と被害者を支える家族をその後長年にわたって苦しめる結果となりかねません。

☆ このような点からも、納得のいく解決を得るためには、症状を正しく見極め、適切な診断を行ってくれる医療機関を選ぶことがもっとも大切なステップです。

☆ そして、高次脳機能障害が見過ごされることなく、適正な後遺障害等級の認定を受け、事故によって被った損害を正しく立証するためには、専門的な知識を備えた弁護士の協力が必要不可欠です。お早めに「福岡交通事故相談ダイヤル」へご相談ください。専門的な知識を備えた弁護士が適正な後遺障害等級の認定を受けるための方法をアドバイスいたします。

自賠責保険における高次脳機能障害

① 事故によって頭部に外傷を負っていること。

② 頭部外傷後に重度の意識障害(半昏睡ないし昏睡で開眼・応答しない状態)が6時間以上あったか、軽度の意識障害が1週間以上継続したこと。

③ 診断書に知能検査、記憶検査等、後遺障害の内容に応じた個別の検査を受け、高次脳機能障害を示す典型的な症状が表れていることの記載があること。

④ 診断書に、高次脳機能障害、脳挫傷、びまん性軸索損傷等の記載があること。

⑤ 画像所見上、初診時の脳外傷が明らかで、少なくとも3ヶ月以内に脳室拡大・脳萎縮の確認ができること。

自賠責保険の後遺障害等級認定において、高次脳機能障害が後遺症として認められるには、以上の要件を満たす必要があるといわれていますが、②の意識障害や⑤の画像所見上、脳に異常が認められない場合でも脳が損傷を受けているケースも多く、自賠責の判断基準では形式的な判断しかなされない場合があり、このような場合には裁判で後遺障害として認めてもらうよう努力するほかありません。

しかし、裁判においても、自賠責保険で認定された後遺障害等級をもとに損害額を算定する傾向にありますので、自賠責保険の被害者請求の段階で、適正な後遺障害等級の認定を受けることが後の裁判に備えても重要になってきます。そのためには、専門的な知識を備えた弁護士の指導のもとで被害者請求を行うことが重要です。

また、既に自賠責保険に事前認定や被害者請求において後遺障害等級の認定を受けている場合には、その等級認定が適正なものであるかどうかについて専門的な知識を備えた弁護士に相談の上、必要があれば異議申立の手続きを行う必要があります。

ご家族などによる介護

  高次脳機能障害のような重度の後遺障害を負ってしまった被害者には、ご家族などによる介護が必要となる場合があり、将来の介護やその費用負担は、被害者ご本人だけでなくそのご家族にも大きな負担となります。

しかし、自賠責保険においては、その制度上、後遺障害等級1級と2級にしか介護が認められないことになっています。一方、実際には、3級や5級の方でも介護を必要とされるケースも多く、裁判でも3級や5級で介護料が認められた判例があります。

1級や2級の認定を受けられなかったから介護料は請求できないとあきらめるのではなく、「福岡交通事故相談ダイヤル」へぜひ一度ご相談ください。

被害者ご本人の日常生活状況やそれを支えるご家族の困難や努力について聞き取りを行ったうえで、日常生活において問題となっている事項や介護が必要なエピソードを詳細な陳述書にまとめて提出するなど、適正な後遺障害等級の認定を受けられるよう専門的な知識を備えた弁護士が自賠責保険における被害者請求や事前認定、異議申立について具体的かつ詳細なアドバイスをいたします。